コミックス 煌きのシーク三兄弟
シリーズ 大好評発売中
(発行・宙出版)

kazari
以前から“いつかシークの兄弟の話を描きたいなぁ”と、編集さんに話していたのですが、ようやく形になったのがこの≪煌きのシーク三兄弟シリーズ≫です。
描くとしたら、順番はどっちからにしよう?長男→次男→三男か、その逆か。 ラストに王様の話がいいですね~ということで、三男から順にということになりました。
そして、兄弟それぞれの物語の中に伝説のようなお話を組み込みたかったのと、三兄弟の物語すべてに繋がるストーリーも設定してこの3作品が完成しました。 どの作品から読んでも単発作品として楽しめ、3作品続けて読むとさらに楽しんでいただけるのではないかと思っています。
ぜひ三男→次男→長男と、制作順に読んでいただき、あとがきまで楽しんでいただけたら嬉しいです。

【月影のシークと時告げの花の女神】
(煌きのシーク三兄弟シリーズ①)

三男の物語。雑誌には前後編の2回に分けて掲載されました。 からめた伝説は“時告げの花”
一定の時間になると香りが増して時を告げる花・・・というのはかなり前から頭の中にあったのですが、それを夜の時を告げる“時告げの花”として登場させました。
熱帯地方には夜に強く香る花がいくつもありますが、ヒントはそのへんからいただきました。香りが時を告げるロマンチックなイメージでラブシーンも描きました。
また、3作品の繋がりとしてセルジャーミアの国では薬草として使われている設定にもしました。実はこの花、作品の垣根を越えて、別のお話の中にもちょっとだけ登場させています。興味をお持ちの方は『伯爵のハートを盗むには』をぜひご覧ください!(笑)

 

【綺羅星のシークと歌う泉の淑女】
(煌きのシーク三兄弟シリーズ②)

次男の物語。からめた伝説は“歌う泉”
これは最初に「歌う泉」というフレーズが浮かび、あとから伝説を思いつきました。 けっこう言葉から浮かぶイメージで物語が膨らんでいったりします。
次男は優男なのですが冷酷な一面も併せ持つ人物に設定しました。当然その人生には苦しみもあり、ヒロインにはその苦しみにひるまず一緒に生きぬく覚悟の持てる女性を描きました。私の描く作品のヒロインはいつも芯に強さを持った女性であってほしいという願いを込めて描いてるのでどんなバックボーンを持ってるヒーローもどんとこい的な設定です。(笑)次男の相棒として登場する鷹も大好評でした!ぜひご覧ください!

 

【暁のシークと赤き宝玉の姫】
(煌きのシーク三兄弟シリーズ③)

長男の国王の物語。
この話にも伝説をからめようとしたのですが、描いていくうちに伝説よりも幼なじみのふたりの心情と、王と隣国ジャリル王子の決闘を山場にしようということになりました。 王には王らしく、しかし王として以外はちょっと鈍感なところも・・・という個人的に好きな設定にしました。ヒロインはひたすら王を好きという永遠の定番“幼なじみLove”
特筆すべきはジャリル王子。この3作品を通じて仕事場で一番いじられてたのは彼です(笑) いじりやすいキャラでしたね~。下絵の段階で変な生き物にしたり(TwitterにUPもしてしまいました)ジャリル王子を描くのはとても楽しかったです。本当はもっと真の?悪役にする予定だったのですが・・・私が描くと悪役がどうも弱くなってしまうのが欠点ですね。今後の課題です(^-^;) どこかにあるかもしれない砂漠の王国の三兄弟の物語、どうぞ楽しんでください。

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**コミックスのご紹介**

月影のシークと時告げの花の女神
月影のシークと
時告げの花の女神
月影のシークと時告げの花の女神
綺羅星のシークと歌う泉の淑女
綺羅星のシークと
歌う泉の淑女
暁のシークと赤き宝玉の姫
暁のシークと
赤き宝玉の姫
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